この記事では、Olympus(オリンパス)の防水・アウトドアカメラTough TG-5を購入した理由や商品スペック、実際に使ってみた感想・レビュー、作例をご紹介します。おすすめのレンタル業者もあるので上手く活用してみてください。
- TG-5を買おうか迷っている
- どんなところがおすすなのか知りたい
- いまいちな点を知りたい
- 作例を見たい
そんな悩みをお持ちの方に向けて書きました!
結論:高いけど購入して良かった
なぜなら、タフなTG-5だからこそ撮れた素晴らしい写真が多く、ハードな扱いにも耐えられるスペックだからこそ今まで故障無しでやってこれたからです。
TG-5にしかない「トラッキングデータ」なども本当におすすめできます!
Tough TG-5を購入した理由は「フィールドワーク」
自分は生き物が好きなので、よく山や川などのフィールドへ出かけます。その時いつも思うのが、多様な生き物の姿をカメラに残したいという気持ちでした。
ただ、雨などの悪天候が予想されるフィールドでは、繊細なカメラはすぐに壊れてしまいます。
そこで探したのが、他のどのメーカーのカメラよりも頑丈でアウトドア専門に作られているタフなデジカメでした。
そして見つけたのが、OLYMPUS(オリンパス)Tough TG-5です。
OLYMPUS(オリンパス)Tough TG-5の基本スペック
- 価格:41349円(Amazon価格2019/5/1)
- 画素数:1200万画素
- 防水性能:15m(保護等級8級)
- 防塵性能:保護等級6級
- 耐低温:-10℃+耐結露
- 耐荷重:100kgf
- 耐衝撃:2.1m
- フィールドセンサーシステム(これがスゴイ)
- 4Kムービー撮影
- 4種類の水中撮影モード
- ライブコンポジット撮影機能
- 顕微鏡モード(これが一番おすすめ)
- F値2.0の明るいレンズ×高画質
スペックに関しては挙げればキリがないので、とりあえず主要な部分だけを抜粋しました。
個人的には、タフさを売りにしているTG-5が誇る保護等級が最高数値の「防水・防塵性能」やTG-5にしか備わっていない「フィールドセンサーシステム」、「顕微鏡モード」などが本当におすすめできるポイントです。
12ヶ月使ってみた感想・正直なレビュー

【良かったところ➀】圧倒的な防水性能(保護等級8級)

TG-5の売りである「圧倒的タフネス」は、使う場面だけでなくメンテナンスの時でも発揮されます。
防水性能が保護等級8級という最高数値なだけに、どれだけ水をかけても水に浸けても問題ありません。

タフなので水中に沈めて綺麗な写真も撮れる

汚れた手でも気にすることなくカメラを操作できる

これはライギョをさばいている時の写真です。カメラを触る右手は血や粘液でベトベトに汚れていますが、あとで豪快に水洗いできると思うと何の気兼ねもなくカメラの操作を行えます。
こういった、「手が汚れているからカメラを触れない場面」においてTG-5のポテンシャルは発揮されます。
- 園芸している時
- 農業をしている時
- 料理をしている時
こういった場面でも、TG-5なら無駄な心配をする必要がないので本当にストレスフリーですね。
【良かったところ➁】圧倒的な耐久性能
TG-5の耐衝撃性能は2.1mであるため、不意に手からこぼれて落としてしまっても問題ありません。
僕も実際、1m程度の高さからコンクリの上に落としてしまったことがありますが、どこも故障することなくしっかり動いてくれています。
「カメラ貸して!」とお子さんにせがまれたことはありませんか?そんな時でも安心して貸せるのがTG-5の良いところです。
【良かったところ➂】最強すぎるフィールドセンサーシステム

カメラ内にGPSセンサー、温度計、気圧センサー、コンパスのフィールドセンサーを内蔵しているため、撮影時の緯度・経度、温度、標高(水深)などのあらゆるトラッキングデータの取得を可能にする機能のことをいいます。
また、スマートフォンアプリ「OLYMPUS Image Track」と連携することでGPSの測時間を大幅に短縮することが可能です
簡単に言うと、TG-5とスマホアプリを駆使することで、自分が歩いて来た道のりやどこでなんの写真を撮ったのかといった情報がスマホの画面で確認することができます。(上の写真がそれ)
【良かったところ➃】超接写ができる「顕微鏡モード」

「昆虫や植物など、地上の生き物を接写で撮りたい!」という人にはこの※顕微鏡モードがおすすめです。
レンズ先端1㎝まで被写体に近づけるモードのことです。光学4倍のズームを駆使することで普通じゃ見れない生物のマクロな世界を知ることができます
生き物の細部までをじっくり観察することが出来、あとでスケッチをする時などにとても役立ちます!
淡水魚などにおいては、少し専門的になりますが「同定(種の判別)」を行うときに非常に役立ちます!
手軽に顕微鏡を持ち歩いているようなものなので、撮った写真を見せるとかなり驚かれるので優越感が半端ないです
良かったところまとめ
- 圧倒的な防水性能(保護等級8級)
- 圧倒的な耐久性能
- 最強すぎるフィールドセンサーシステム
- 超接写ができる「顕微鏡モード」
TG-5の作例【生物の写真】
ほんの一部ですが、僕がTG-5で撮影した生き物や自然の写真をご紹介します!
僕はカメラはTG-5が初めてで超初心者なので、あなたも簡単にこんな写真が撮れますよ!








TG-5のいまいちだったところ
【いまいちなところ➀】手首が固定されないストラップ

一応手首に回すストラップは付いているんですけど、、、。
キュッて閉めるストッパー的なものが無いので、手首は固定されません。
もし不安なら、別売りのストッパー(純正)を買うしかないからめんどくさいですね。
【いまいちなところ➁】望遠レンズ(別売り)が無いと厳しい

ご覧の通り、ちょっと遠く(約40m)にいる鳥でさえこのぼやけようです。
接写に特化してるカメラなので、別売りの望遠レンズでも買わない限り無理ですね。
なのでもし鳥や遠くのものを撮りたいのでしたら、望遠レンズを別途購入することをおすすめします。
【いまいちなところ➂】本体価格が高い(今は安い2019/5/1)
「高いけど買って良かった」と言っておいてあれなんですけど、やっぱり高いですね。
ですが、先程調べたところ、Amazonでの価格が4万円弱になっていたので今なら確実に買いですね。
TGシリーズの新モデルとなるTG-6も登場したので、今から買うならTG-6でも良いのではないでしょうか?
【いまいちなところ➃】TG-5のバッテリーのもちが悪い
TG-5の公式サイトには以下のようにバッテリーのスペックが表記されています。
【1回の充電で撮影できる撮影コマ数、ムービー数撮影時間(電池寿命)の目安】
静止画撮影コマ数:約340コマ:約340コマ
ムービー連続撮影時間:約50分(ズームなど他の操作をしなければ110分)※1回に連続記録できるのは29分です。
デジカメなのでこのくらいが妥当ではあります。ただGPS機能を使用した場合は電池の減りがかなり早くなるので、丸一日使い続けているとバッテリーが切れます。
バッテリーを長く持たせるよりも、大容量モバイルバッテリーの購入をおすすめします。Anker製のバッテリーはクオリティが高いのでリンク貼っておきます。
いまいちだったところまとめ
- 手首が固定されないストラップ
- 望遠レンズ(別売り)がないと厳しい
- 本体価格が高い(今は安い2019/5/1)
- バッテリーのもちが悪い
TG-5を買うべき人はこんな人
- 耐久性に関して最高性能のアウトドアカメラを探している人
- トラッキングデータが残るアウトドアカメラを探している人
- 高くてもいいから機能面で失敗したくない人
- 昆虫や植物などの生き物を接写で撮りたい人
【おまけ】フィールドワークの時に役に立っているカメラグッズ【カメラケース】

カメラをむき出しで持ち歩いていると、何かあった時に危ないのでカメラケースを購入しました。
オリンパスの商品ではないですが、ベルトに装着できるので個人的にはおススメです。
TG-5を格安でレンタルできるおすすめ業者「Rentry」
Rentry(レントリー)では、以前最新モデルのGoPRoをレンタルしたのですが、レンタルカメラサービス初心者にとても優しく安心できる業者でした。
「TG-5は高いから買えないけど、3泊4日の旅行時に使いたい」という人には最適なサービスなので、短期的に使いたい人にはおすすめです。

最後に
今回は、頑丈過ぎるアウトドアカメラTG-5についてレビューしました。
フィールドワークにも慣れてきて、生き物の写真を撮りたいと思っている人やとにかく頑丈なデジカメが欲しい方、トラッキングデータ機能を使ってみたい方などに自信をもっておすすめ出来るアウトドアカメラです!
この記事を読んで、カメラの購入を考える参考にしていただければ幸いです!
おわり
