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生きるのが嫌になって就職活動から逃げて夢を追うことになった経緯

この記事は退廃主義かつ厭世観を持つ管理人のグチャグチャになった心を整理するために書かれたものです。

自分は家庭環境や親の経済状況にも恵まれ何不自由なく過ごしてきました。そのため、世間一般からしたら「ただの甘え」にしか見えないと思いますしそれは自覚しています。

読む人によっては不愉快な気持ちになってしまうかもしれないのでご了承ください。

希死念慮と軽い鬱傾向があるのでどうぞお手柔らかに。

はじめまして、ガリオです。

今現在22歳で、次の3月で大学を卒業したら4月から無職になります。(たぶんバイト始めるから世間的にはフリーター扱いになると思う)

大学2年の終わりごろに就活を意識するようになったのですが、そのころからTVのニュースで「過労死自殺」が度々取り上げられるようになって、社会に出て働くことに嫌悪感を抱くことになりました。

それと同時に、凡人は働かないと生きていけない現実に絶望し、漠然と生きるのが嫌になったのが夢を追うことになったキッカケです。

大学卒業間近の今に至るまでの2年間、「死にたい」と「生きたい」の狭間をいったり来たりしながら小さな希死念慮と共に生きてきました。

今回は、就職に恐怖を覚え、希死念慮を携えながらなんとか前に進んで今に至るまでの経緯をお話しします。(というか自分のために整理します)

まあ以前noteにも同じような内容のことを書いたので、同じ内容の部分は引用する形で紹介します。

就職への嫌悪と無力な自分

僕が大学2年生の頃、過労死自殺のニュースが相次いで報道された時があった

(たぶん自分もこうなる)

そう思ったのは、責任感が強いと自負していた自分が居酒屋のバイトを1ヶ月で辞めたことがキッカケでもある。

就職して働くこと(週5で1日8時間労働力を提供すること)にいち早く嫌悪感を覚えた僕は、その未来を回避すべくGoogleに答えを求める

「就職しないで生きる 方法」
「就職 メリット デメリット」
「働きたくない」
「ニートになるには」
「就職しないとどうなる」
「新卒無職 未来」

出てくるのは、「起業しろ」だとか「プログラミング出来ればフリーで行ける」などといった情報ばかりだった。
なんのスキルもない大学2年生の自分の無力さを知ることになる。

現実逃避

「就職」に対してネガティブなイメージを持ってしまった僕は、日々を現実逃避するようになる。PS4のゲームにハマり、朝5時までゲームをする日もあった。

「働きたくない」
「就職したくない」
「ベーシックインカムが無いのは社会のせい」
「就職するくらいなら死んで楽になりたい」

そんな自分の甘えた考えを誰にも知られるわけにはいかないので、iPhoneのメモ帳に思いを書きなぐっていたこともある。

大学に入った当時なろうと思っていた国家公務員の自然保護管は魅力的な仕事だったが、「時間を縛られる」という点においていつのまにか選択肢から外れていた。

「ストレス(主に対人)から解放されて生きたい」

そう願う僕の価値観は、将来を考えるにつれてより強固なものに変わっていった

「就職の先に俺の幸せはない」

自分しかいない部屋の中で、このセリフをゆっくりと吐き出したのはもう少しあとの話

まぁここまで読むと、ただの甘えに過ぎないんだけど自分にとっては結構深刻な問題だったんですよ。

小学生の頃からかな、「怒られること」に対してめちゃめちゃビクビクしていたし、怒られれば嫌な気持ちになるし、お互いストレスが溜まるじゃん?

だから怒られないように生きてきたし、(真面目に文句も言わずやれば大人から怒られることは無い)と思いながら小学校、中学校を過ごしていた記憶がある。

それが当時の自分の生存戦略だったんだけど、結果的に怒られることに対しての耐性が全くと言っていいほどついていなかった。

つまりメンタルが弱くて精神力が強くないのだ。

そんなメンタルが虚弱体質な自分が、社会に出てストレスの波にもまれながら生きていける自信がまるでなかった。

それに加えて、もう一つ社会に出たくない要因があった。

それは、「嘘をつきたくない」という自分の性格だ。

これはバイトの経験を通して知ったんだけど、自分は1:4の半個別塾の塾講師をしていたことがあって、主に小中学生の生徒を担当していた。

細かいことは省くけど、コマにも時間制限があるし、4人も相手しているから結局生徒たちが100%解決しないまま終わることとかがザラにあるんだよね。

つまり、ためになっていないのに通っている生徒たちがたくさんいた。(これが大人数の集団塾とかになるともっと顕著になると思う)

だけど、会社の方針としては経営を続けるために、高額な夏期講習や冬期講習を受講してもらう必要があるわけだ。

中にはシングルマザーで家計が厳しいにも関わらず、子供のために夏期講習や冬期講習を受講する人もいた。(全部は厳しいから一部とかね)

そういうのを見ていると、心が痛んだ。

正直、1:4じゃなくて、1:2にすればもっと時間を割いて教えてあげられるし、理解できないまま帰る生徒なんていなくなると思っている。

定期的に行われる研修会の改善アンケートでも「1:4は厳しいです。もっとちゃんと教えたい」的なことをなんどか書いたけど、全く何も変わらなかった。

こういう経験を通して、「あ、社会で生きるってこういうことなんだな」と思うようになった。

現に、本当は良いと思っていないけど売らなければいけない商品を扱っている営業の人とかいると思うんだよね。

綺麗ごとのようだけど、自分は本当に良いと思った商品しか売りたくないし、客を騙すような形でお金を払い続けてもらうようなことはしたくないと思った。というか性格的にできないと思った。

無力なくせに変なところで正義感みたいなものが芽生えるんだよね。無力なくせに。

とまあここまで長くなったけど、「ストレスに耐えれる自信がない」と「嘘をつかなければいけない」の大きな2つの理由で就職することが本当に嫌になってしまった。

細かい理由を挙げれば、「好きな仕事で生きたい」とか「趣味にもっと時間を使いたい」とか色々あるけど、就職が嫌になった理由はネガティブな2つの割合が大きい。

「やってみなきゃ分かんないだろ、最初からそう決めつけるなよ」という意見が至極まっとうなのは分かってはいる。分かってはいるんだけど、やっぱり嫌だ。理屈とかそういうの抜きにして自分の魂がそういってる。

魂に嘘ついた瞬間から人の終わりは始まっていくと思っているからこれは譲れない。

そりゃ就職して週5で働きながら幸せな人生を歩んでいる人は多くいるだろうし、逆に就職しなくても幸せに生きている人もいると思う。

これは個人の問題だから正直議論の余地はない。

ただ、「就職は嫌だ~死にてぇ~」っていって駄々こねても現状は良くならないから、一応打開策について探すことにした

「ニートの歩き方」との出会い

「ニートの歩き方」との出会い

家族や友達の誰にも共有できないこの考えは、共感を求めさまよい始める。
そこで出会ったのが、京大卒のニートphaさんが出版した「ニートの歩き方」という書籍だ。

この本は僕の考えや言葉にできない思いを見事に言語化してくれた。「別にいいんだよ」本の中でそう言われた僕はすっかり安心し、働きたくない自分の正当化を始める。
この本との出会いは、良い意味でも悪い意味でも僕の人生を大きく変えるであろう。

僕の錆びついた車輪に油を垂らし、先の見えない真っ暗坂に転がしてくれた重要な書物だ。

2017年12月31日ブログを開始(大学2年生の終わり)

あと3か月したら大学3年生が始まる。そんな年越しのタイミングではてなブログ「こっすーの日記(後のガリオの地球飯)」を始める

目的はもちろん「金」だ。ブログで金を稼いで就職しない道を切り開こうと思った。(今考えるとかなり頭お花畑だ)

だが、ワードやエクセル、ショートカットキー、ファイルとは?みたいなマジの初心者状態だった僕は、ネットで必死に情報を集めながらブログを始めた僕は、初めは怪しいメルマガに登録し、seasaaブログやはてなブログを始める。
なんやかんやあって、はてなブログで雑記ブログ「こっすーの地球飯」を3か月運営したあと、Wordpressでサイトを作り「ガリオの地球飯」が完成する。

ちなみに、はじめてブログで書いた記事はこれです。
「鏡もちになることで知り得たたった一つの真実」
https://gario01.com/2018-01-03-113712/
もう二度と公開するつもりはなかったけど、2週間の期間限定で晒そう。特別やぞ。
※当時の文面をほとんど変えていません。クソみたいな記事です。

「ブログで不労所得を作ろう!」みたいな美味い誘い文句に乗ってまんまとブログに挑戦することになる。

まあ紆余曲折しながら、現在では「野生食材専門ブログ:ガリオの地球飯」と「今開いているこのブログ:隠者ガリオの自然日記」の広告収入で大体月5000円くらいにはなってる。

自分の好きなジャンルだったから、一応好きなことを金に換えることには成功した。(ブログの内容を野生食材特化にしてから1年間運営して月5000円はヤバいけど)

んでまあ話が飛んでしまったけど、このブログに手を出し始めたころ「田舎フリーランス養成講座」と出会う

田舎フリーランス養成講座との出会い

簡単に言うと、Webスキルつけて金を稼げるようにしたら田舎でも幸せに過ごせるよね。って感じの1ヶ月合宿型の講座だ(めちゃめちゃ適当に説明してしまったので、詳しくは公式HPをご覧ください)

田舎フリーランス養成講座-ワークキャリアの公式HP

大体いまからさかのぼって約1年前に、通称「いなフリ」に出会って、「お!就職しなくてもいけんじゃん!」と思い申し込んでみました。

その時のくだりも、noteに書いてあったので引用します

Twitterで知る「ななさま」と「いなフリ」

3か月ほどしてブログ運営に慣れてきて思ったほど稼げないことに気づいた。Googleアドセンスで1日30円はいれば興奮していたレベルだ。
このあたりで、悟る
(ブログで独立無理だわwwww)
その後僕は、Twitterで「新卒フリーランス」という単語を打ち込み、実際に新卒フリーで活動している人を参考にしようとした。
そこで出てきたのが「ななさま(@777nanadayo777)」という人だった。

Twitter上での「新卒フリーランス」という単語に引っかかる人は多くなく、情報も少なかったが、彼女は自身の活動や思いを赤裸々につぶやいておりどこか信用出来た。
そんな、ななさまは「田舎フリーランス養成講座」を受講してフリーランスになったと分かり、「いなフリ」興味がわき始める。
この時で大体2018年4月くらい?だったかな?あんまり覚えていない。

新卒フリーランスという生き方

「新卒フリーランス」で活動している人を見つけた僕は、一気に可能性を感じ始める。
高校は偏差値66の進学校に通っていたこともあり、「誰かが出来るなら俺に出来ないわけがない」という謎の自信があった。

大学の講義やバイトの関係で、1か月間という大きな時間を確保することは出来ず、「いなフリ」に申し込むのはここから半年後くらいになる

いろいろあった半年間

全然いなフリ体験記が始まらないから、かなり端折ることにする。
「就職しないで生きる」と決めてからいろいろやった

・猟師になるべくプログラミングを目指し挫折
・始まる周りの就職活動とあんまり焦っていない自分
・運送業のバイトでいなフリ受講費を稼ぐ
・新卒フリーになることと自分の夢を両親に告白(理解はされない。尊重はされた)
・etc

動き出す歯車

まぁ色々あって、ようやくいなフリの受講を決める。総額20万用意するのは大変だったが、人生を変えるキッカケを作れるなら安いもんだ。

覚悟と決意の面談

知らん人との電話やSkypeは死ぬほど嫌いだが、選ぶ余地はなかった。
とおるさん(@loudandproudme)との面談では、以下のようなことを聞いた。スムーズに話が進むようにとWordでカンペまで作った。

・いなフリに求めるもの・学びたいこと
・いなフリに行く目的
・いなフリで手に入れるもの
・今後の展望

いなフリで学びたいこと・に求めるもの.docx

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「ここで人生変えようと思ってます」そんなセリフを吐いたことも覚えている。カタン狂となってしまった今の自分にはとてもじゃないが聞かせられない…あぁ恥ずかしい

両親へのカミングアウト

1週間前、両親にいなフリへいくことを伝えた。
以前「新卒でフリーランスになる」とカミングアウトしていたため、スムーズかなぁ~って思ってたけど、「え?本気なの?」みたいな感じで心配された。1時間ほどの家族会議が再び開かれ、「いやもう申し込んでるし。行くよ」って感じで終了。

まだ一円も稼いでいない自分が自信を持てたのは、いなフリ過去参加者の方々が実績を残してくれていたからだ。
結果的に自分はそんなに稼げなかったけど、過去参加者の方々が実績を残してくれていなかったら参加する気にはならなかっただろう。

実績を残してくれた方に感謝しかない。

んでまあ話は飛んで、結局この期間中にライティングでは5万円いかないくらいしか稼げませんでした。

とはいっても、何のスキルもない自分が自分の手で仕事獲って5万稼げた経験はかなり大きく、いなフリには感謝しています。

いなフリでの経験を通して、ここからライティングを頑張って月10万、20万稼げるようになる!

という流れになる予定だったのですが、ライティングがなかなかにキツイ。まじで修行。

本音をこぼすと、こういうライターが書いているライティング記事はだいたいすでにネットに出ている情報の焼き増しです。

それに消耗した。やってることは「嘘ついていること」と同じじゃね?みたいな。

まあもちろんキュレーションメディアとかはそういった情報のまとめが目的だから良いんだけど、自分のやってる仕事にやりがいを感じれなくなってしまった。(どこまでも完璧主義の甘え野郎ですね)

そんで辿り着いたのがYouTube。

結局自分が納得できる仕事って、自分のコンテンツでお金を得る以外ないんだよね。

世間からしたら、「なんの結果も出してないのに就職しないでYoutuberとかww終わってんだろww」

という見方がほとんどだと思います。逆の立場だったら自分もそう思っているに違いありません。

だって事実だし、終わってんすよ、自分。ここでようやく気づいたんですよ、終わってることに。

でもね、自分はこれで良いと思ってます。

正直今なら就職間に合うし、いくらでもやり直せるんですけど、そうなっちゃったらもうそれこそ本当に終わりなんですよ。

元々、自分は「死にたい」という気持ちから自分の進路を考えることを始めました。

2年間家族のだれにも言えずに自分の中で考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えて

やっと見つけた答えなんですよ。

「成功したい」と「消えてなくなりたい」という気持ちは半々です。

生きていれば良いことも嫌なこともたくさんあると思います。

でもネガティブな自分には嫌なことが起こるたびに死にたい気持ちが増幅していって、少しばかりの良いことじゃ回復しきれないんですよ。

それに死ぬの怖いじゃないですか?痛そうだし、失敗したら植物状態とかになって悲惨だし。

本当は死んで消えてなくなりたいけど、怖いから死ねない。

死ぬ勇気が僕にはありません。

ただ、社会のストレスにもまれて生きる勇気も僕にはありません。

じゃあどうするか?

夢追うしかないんですよ。

自分が夢を追っている時だけは前向きに生きていられるんです。

つまり僕が「ブログやYouTubeで稼げるようになりたい」と願う気持ちは死なないための理由しかないんです。

夢という名の将来への希望があるから、今日を生きられるんです。

だから、父親に「成功するための明確なプランはあるの?」って聞かれても何も答えれれませんでした。

だって、僕にとっての夢は死なないための口実であって、「何が何でも叶えるぜ!」みたいなポジティブなものではないからです。

僕の両親がこれを知ったらどう思うんでしょうね。悲しみますかね?

悲しいのは人生とかいうクソゲーに強制参加させられたこっちなんですけどね。

今ここではめちゃめちゃネガティブな気持ちで書いているんですけど、夢を追っている時は割とポジティブで「よし!この企画やったら人気出るんじゃないか!?」みたいな感じで前向きに活動しています。

死にたい死にたい言ってますけど、それは言葉の裏返しでできるなら幸せに生きたいです。

とまあ、生きるのが嫌になって就職活動から逃げて夢を追うことにした経緯はこんなところですね。

これからのことなんですけど

卒業後は東京に住む場所(シェアハウス)が見つかりそうなので、そこに移り住んでバイトやライティングしながらブログやYouTubeの活動を続けていくと思います。

高校生の頃は全く想像もしていませんでしたが、立派な社会不適合者になってしまったようです。

嫌なことがあるとすぐに死にたくなるメンタル弱者ですが、好きなことに対する熱量はめちゃめちゃ高いので、なんとかブログやYouTubeで結果を出して幸せに生きれたら良いなと思っています。

お付き合いいただきありがとうございました。

おわり

そんじゃさいなら。

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