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できるだけ働かずに生きていきたい人におススメしたい本【ニートの歩き方】

皆さんは、こんなことを思ったことはありませんか?

  • 働くのが辛い
  • 普段、自由に使える時間が少ない
  • もっとゆっくり寝たい
  • 生きるために仕方なく働いている

僕はまだ社会人ではないので、実際にこのような体験をしたことはありません。しかし、連日テレビで放送される過労死のニュースやすでに就職している先輩の話を聞くと、【働くこと】に対してネガティブな印象を持たざる負えません。

実際に、就職して企業に勤めることになれば、多くの企業では週5日の1日8時間労働を強いられることになります。

ここで僕は1つ疑問に思いました。「なんでそんなに働かなくちゃいけないの?」

20歳になって初めて生まれた、【常識への疑問】でした。

今まで自分は、高校や大学を卒業したら仕事をするものだと思っていたし、高校生の頃には、「自然が好きだから環境系の仕事をしたい!」と考え、大学にも進学させてもらいました。大学を卒業したら就職するものだ。となんとなく考えていました。

ただ、ある時思ったんです。週5日で働き、へとへとになりながら家に帰ってきて、倒れこむように寝て、朝になれば仕事に出かける。

唯一の楽しみは週末の2日間だけ。月曜日になればまた仕事の日々が始まる。

そんな自分を想像したときにぞっと不安が押し寄せてきました。そして不安になったので、ネットで検索しました。

「日本人働きすぎ」「働きたくない」「社会人 自由な時間」

そんな時に出会ったのが、この本でした。

 

ニートの歩き方

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この本は、【大学を卒業したら就職するのが当たり前】という考えを持っていた僕の常識や固定概念を壊してくれました

この本の著者はphaさん(ふぁさん)といって、現役のニートです。

「本も出してるのに何がニートだ!」という声が聞こえてきそうなので、訂正します。半ニートです。

phaさんのプロフィール

1978年生まれ。オンボロ学生寮に入ったことで足を踏み外し、京都大学を6年かけて卒業する。サラリーマン生活を3年ほど続けたあと、2007年にTwitterとプログラミングに出会ったのをきっかけに会社を辞め、そこからはニート生活が始まる。ブログ(http://d.hatena.ne.jp/pha/)は月間5万~10万のページビューを持つ。インターネットが好きな人たちを集めて暮らすシェアハウス【ギークハウスプロジェクト】の発起人

本の内容

この本は5つの章から構成されています。

第1章:ニートのネットワーク

この章では、実態が気になるニートの一日や、phaさんがニートになるまでの道のり、ソーシャルネットワークを利用することで得られる恩恵、ネットの可能性などについてつづられています。

第2章:ニートの日常風景

この章では、シェアハウス【ギークハウス】での暮らしぶりや、phaさんが抱くニート独自の考え方などがつづられています。

第3章:ニートの暮らし方

この章では、現在進行形のネット時代での節約生活法がつづられています。住居や食生活、お金の支払いからニートが収入を得る方法まで、かなり実用的な内容が書かれています。

第4章:ニートのこれから

この章では、phaさんが【ニートであること】【働かないこと】を正当化します。僕はこの章が本当に好きです。

それはまるで、「世界は右の道だけではなくて、左の道もあるよ」と言われているようでした。そして、常識や固定概念が変わる瞬間はやっぱり気持ちが良いです。

 【ニートの歩き方を読んで変わったこと】

将来への不安が無くなった

この【不安】というものは、【働かないと生きていけない】ということに対する不安です。もし、就職や仕事で失敗することがあっても【ギークハウスに行けば生きることが出来る】というセーフティーネットを心の中に張ることが出来たのは精神的にとても支えになりました。

ネットで収入を得ることが出来ることを知った

実際にブログやアフィリエイトで収入を得ることを実践している人の体験談を知れたので、自分も始めてみようと思いました。

ギークハウスに住みたくなった

ギークハウスに関しては、簡単に言えばネット好きの方の集まり。ですね。ただ、家族ほどのつながりがあるわけでは無いので、個々のゆるい関係性が独特の空気を生み出しているのだと思います。そんな空間がとても羨ましいです

常識や価値観が変わった

働くことに疑問を持っていいんだよ。弱くても良いんだよ。などとといった耳当たりの良い言葉だけではなく、phaさんが抱く人生哲学に対して真剣に考えるようになりました。そう言った意味では、phaさんとの出会いは今後の僕の人生を大きく変えるファクターになりうるかもしれません。

いつか、僕がニートになったらphaさんに会いに行こうと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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